Enlightenedのvoygerです。

今回ファーストサタデーを開催する千葉ニュータウンについて、住民の目線から魅力(?)をご紹介したいと思います。

突然ですが、皆さんは「ラーバン」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?
私が考える千葉ニュータウンの一番の魅力は、この「ラーバン」なのです。

ラーバン(rurban)は、ルーラル(農村の)とアーバン(都市の)の合成語ですが、実はウィキペディアにもラーバンコミュニティとして載っている由緒正しい言葉なのです。

ラーバンコミュニティ

私が印西市に引っ越してきたのは1990年代の中頃ですが、千葉県や千葉ニュータウンの開発を行っていたUR都市機構(当時は、住宅・都市整備公団だったと思います)が打ち出していたコンセプトがラーバンでした(このあたり、記憶があいまいなので、間違っていたらごめんなさい)。

開発が進んできたこともあるのか、最近ではラーバンというコンセプトをあまり聞かなくなりましたが、千葉ニュータウンには色々なところにラーバンという名前がついています。地域のケーブルテレビは「ら~ばんねっと」ですし、「ラーバン〇〇クリニック」みたいな名前の病院も結構あったりします。また、最近は開催されていませんが、「ラーバンフェスタ」という地域のお祭りがあったりしました。

印西市が都会か? と言われると今でも微妙ですが、千葉ニュータウン中央駅の北側にはビジネスモールと呼ばれる企業ゾーンがあり、名だたる金融機関のデータセンターなどがひしめいています。また、日本最大級の商業施設等があったり、駅周辺には高層マンションがあったりと、住民からすると「少しくらい都会」というイメージでしょうか。

一方、印西が田舎か? と言われると、胸を張って「うん、田舎です」と答えられます(笑)。利根川、手賀沼、印旛沼などの豊かな水系に囲まれ、トトロが出てきそうな里山が、今でも多く残っています。

数年前、子供の夏休みの自由研究のために、カブトムシ捕獲作戦を実行したことがあります。ある夕方、自宅から歩いて数分の里山に、バナナと蜂蜜を混ぜて発酵させたトラップを仕掛けました。

明け方に見に行くと、ご覧のような感じで、トラップごとに2〜3匹づつカブトムシが集まっています。

結局、オスメス合わせて20匹ほどゲット出来ました! その夏は、夜な夜なカブトムシが籠から脱走するので、捕まえるのに家中が大騒ぎでした。

今回のファーストサタデーでは、オリジナルのミッションを作成して、皆さんに街歩きを楽しんでもらいたいと考えています。ミッションコースからはラーバンな風景にもきっと出会えると思います。

11月3日(土)は、大都会とは違うラーバンのゆっくりした時間の流れを一緒に楽しみましょう。

スタッフ一同、張り切って準備中です!!
よろしくお願いします。